SEO+クリック率+転換率はセット
色々と試した結果楽天市場のSEOは、クリック率と転換率とセットということがわかりました。この記事では、要素をひとつずつ説明していきます。SEOのロジックについては楽天市場から公式なアナウンスはありませんので、あくまで実務の中で見えてきた「見解」となります。また常に検索ロジックは変わっていきますので、現時点での状況として考えてください。
SEO(検索エンジン最適化)
まず検索エンジンに最適化する必要があります。これはGoogleのSEOと同じイメージですが楽天はシンプルで検索で表示されたいワードを商品名やキャッチコピーに入れます。商品名、キャッチコピー、商品説明という順番で優先されます。商品説明は意味がないという話もありますが現時点では他社では全く使われていないロングテールワードを入れると表示されます。優先順位が低いだけで検索エンジンは参照しているようです。
まずは自分が表示したいワードを入れていきましょう。そもそもどんなワードを入れるかという話もありますが、それはまた別の生地で書いていきます。
クリック率(CTR)
検索結果で商品画像がクリックされる率は影響するようです。商品画像だけを変えるだけで表示順位が変わることがあります。是非、試してください。ランキング1位のアイコンを入れるとクリック率が高まる傾向があります。また白背景の画像よりも背景に色があったほうが目立ちます。人が映っているのも注目させる効果があります。ただ楽天はクリック率を公開していないためテストが難しいです。もし自社サイトなどで検証済みの画像があれば、それを使う手もありますし、楽天で使うために色々な画像を試す手もあります。もちろんお客さんが違うので、その結果がそのまま使えるとは限らないですが。
転換率(CVR)
ページに来たお客さんが実際に購入する率を転換率と言います。特定検索ワードからの転換率を高めると、そのワードでの検索順位も上がります。楽天市場はショッピングサイトなので購入に結び付くページを上位表示したいという意図があります。CVRの改善は店舗として売上アップにつながりますし取り組みやすい施策になります。レビューを増やすこと、それを見やすくすること、ランキング実績、商品説明の充実、検索ワードからの流入に対応したコンテンツ(これが効果的)、など色々あります。